7/20/2009

if you are a designer/painter, this is it!


(from "Cobra Family" @ Cobra Museum)

もしもデザインやペイントを生業にしているなら、
アムステルダムはなんとも暮らしやすい場所だと思う。


ロンドンで女2人かしまし旅を堪能したあとは、
去年の初夏に引き続き、のーんびりオランダで一週間を過ごしてました。

で、毎日のようにミュージアムを徘徊してたのだけど、
今年はこんなものを入手!



一年間オランダ国内の約400ヶ所(!)の美術館が
入り放題になるミュージアムカードです。

初年度の手数料込みで約40ユーロ。
オランダの美術館の入館料は10ユーロ前後なので、
だいたい4軒くらい行けばモトがとれちゃう計算。

しかも、一年間使い放題だよ!
つまりお気に入りの美術館に毎日だって通えちゃうってこと!!
(あと、個人的に美術館のカフェやレストランがすきなのだけど、
このカードがあればそのためだけに入館したりもできちゃうよね)
それってさいこう〜☆☆☆


以下、今回訪れたミュージアム。

1)Dick Bruna Huis @ Utrecht



ミッフィーでおなじみ、絵本作家のディック・ブルーナ。

今回はじめてディックの写真を目にして、
口ひげがキュートなおじいちゃんだということを知った!

いまもこのカレッジタウン、ユトレヒトの街に暮しながら
創作に打ち込んでいるそう。



ミュージアム入り口では、黄金のミッフィーがお迎えしてくれます。


天井まで並べられた世界各国の言葉に翻訳されたミッフィーの絵本達。


そして絵本作家になる前、
出版社のグラフィックデザイナーだったころの作品もズラリ。
(ディック本人もお気に入りという
『ブラックベアー』シリーズが気に入った!)



小さなミュージアムだけれど、ディックの創作過程を追った映像や
ディック本人や彼を敬愛するアーティスト達による
インタビュー映像が豊富でなかなか楽しめました。
(インタビューには日本の佐藤可士和さん、
あと名前が思い出せないんだけど、すっごいご活躍されてる
ブックデザイナーの方も出演されてました)

ディックの作品て、どの線も一本一本手でじっくり引いてるんだよ!
最近では絵でも写真でも音楽でも、
まず最初にコンピューターでの作業を思い描くことが多いけれど。。。
アナログな創作過程がなんだかとても新鮮だったな。

そして、ディックがインタビューのラストで
「これからも最後の最後まで2次元の可能性にこだわって描き続けるよ。
絶対に3次元は描かない!」と宣言してた姿が印象的だった。

まだスタイルを模索中のアーティストにとって「絶対〜ない」は禁句。
自己を確立したからこそ、口にできるセリフだよね。

☆おまけ☆
ユトレヒトのケーキ屋さんのウィンドーに飾られたケーキ。cute!



2)Cobra Museum @ Amstelveen



閑静な住宅地、アムステルフェーンのセントラルに
ひっそり位置するこの現代美術館。

父宅から徒歩圏内なので、去年も何度もその前を通っていたけれど
まったくノーマークだった。
が、じつはオランダ人が選ぶオランダのmust see museumランキングで
堂々の1位に輝いたこともある人気の美術館なんだとか!

ということで早速見学へ〜

(…の前に、去年のcobra外観を。


今年はこのカラフルで巨大で
もちろんスッポンポンの裸体像がなくなってた!
たぶんそのときの展示物のひとつだったんだろうな〜

去年オランダ到着後すぐに車でこの前を通って
「オランダってすごー!」と思った記憶が。。。笑
だってこれ、本当にほんとうに閑静な住宅街の一角なんだよ〜)


さて、cobraとはフランス語で
アムテルダム、コペンハーゲン、ブリュッセルの3都市をまとめた総称で、
1948年にパリで開かれた展示会で活躍した
この3都市から集まった画家たちのことを指す言葉なのだとか。

今回のメイン展示はその名も"cobra family"で、
彼らの作品が大集合したもの。



正直、「ああ〜ピカソに憧れてたんやね〜」的作品が多くて
特にオリジナリティが光る☆というわけじゃなかったけど、
「なんか新しいことやってやるぜ!!」という若さがみなぎっていた。

この日は早くも秋がやってきたかのような小雨が降る天気で、
広い館内は人も少なくてとても静か。。。

その空間にcobraアーティストたちのパワーがビシビシと反響して、
元気がないときに訪れたらきっとやる気をもらえるやろうな〜、と

併設のカフェでおいしいアップルタルトを食べながら考えてました。




まだまだダッチアートめぐりの日々はつづく…